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広東の烏龍茶

 広東省に、武夷岩茶と同様の条型茶(長い茶葉)で、南の岩茶とも呼ばれる「鳳凰単叢(从)」がある。鳳凰単叢茶は、広東省の潮州からバスで1時間程度の広東省潮安鳳凰郷の海抜1000m以上の高地で栽培されているお茶。

湖南省西部の武陵山に故郷を持っていた山地民族の瑶(ヤオ)族が、宋代頃からこの地に移住し、お茶作りを行ったとされる。その移動経路にお茶を栽培した記録が残っており、瑶族が青茶の生みの親という説もある。

「単鳳単叢」とは、茶樹のひとつひとつの株を独立して植え、他の茶樹を混ぜることなく、一株ごとに単独で製茶したお茶。

種類は、60種とも80種とも言われる。
香りにより「蜜蘭香」,「芝蘭香」,「黄枝香」,「杏仁香」,「桂花香」,「冬片」などが知られている。

鳳凰単叢の品種は、水仙種の一種で、ポリフェノール分が多く、苦みが出やすいので、茶葉の量や浸漬時間を調整する必要がある。
その他、水仙種には、武夷山の武夷水仙、安渓地区の閩南水仙、広東の鳳凰水仙などがある。

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