■花茶
茉莉花茶はジャスミン茶と呼ばれ、日本人に良く知られており人気があるお茶です。
いくつかの製法があるが、緑茶の荒茶に、茉莉花(ジャスミン)の蕾(つぼみ)を混合して開花するときに花の香りが茶葉に移り、開花し終わったらその花を取り出す。 再び蕾を混合し、再び開花させて香りを吸着される。 これを数回繰り返す。高級品は7次(7回)繰り返される。
普及品は、花を直接混ぜたものや香料で着香したものがある。粗悪品は、香料で着香され入浴剤のような鼻につくものまである。
蕾で着香した本物の茉莉花茶は、嫌みのない爽やかな香りでさっぱりしたおいしさ。
南宋時代に製造が始まったとされ、良質な緑茶が手に入らないため、花を混ぜて飲んだことがはじまりで、宮廷で現在のような形になっていった。
茶葉は、福建省の大白茶の白い産毛の生えた新芽部分が使われる。
茶葉を珠状に丸めたものは、「茉莉白龍珠」「茉莉珍珠」「真珠花茶」などと呼ばれ、海外でも「ジャスミン・ドラゴンボール」と呼ばれる人気のお茶。
この「白龍珠」よりも良質のジャスミン茶がある。
碧螺春の茶葉を使った「茉莉碧螺茶」は、散茶タイプだが、良質の緑茶の味がマッチングしたすばらしい味。
茉莉花以外にも、玫瑰花(バラ)、菊花、桂花(キンモクセイ)などの花茶に人気がある。