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中国茶基本分類

■清香系烏龍茶とは                                                           発酵度を低くした緑茶のような爽やかな青葉の香りがあり、烏龍茶特有のおいしさを持つ烏龍茶をいう。産地、茶樹の種類、製茶方法などによってそれぞれ特有の香りやおいしさが違う。
清香烏龍茶は、形状により2種類に分けられる。

球型(丸く丸まったもの)
 ・安渓鉄観音
 ・台湾凍頂烏龍茶
 ・台湾高山茶(梨山・阿里山ほか)
 ・その他、佛手,本山,毛蟹,四季春,金萱茶(台湾12),翠玉茶(台茶13)、白芽奇蘭など

条型状(茶葉が長いままの茶葉)
 ・台湾の「文山包種茶」  

大陸と台湾には、佛手や毛蟹などのように同名のお茶があるが品種も違う別物。
台湾高山茶人気の影響で、安渓鉄観音のほとんどが緑茶化しており、本来の中度発酵のお茶が少なくなっているのは残念。

「高山茶」
  海抜1,000m以上で作られるお茶をいう。

お茶に適した地域の高山地区は、朝夕の気温差が大きく、霧が多く湿度が高いなどの環境が整っていること。
つまり、霧がかかると、日照時間が短かくなり、結果的に日本茶の玉露やかぶせ茶(生育の途中で覆いで日光を遮って旨味を強くしたお茶)と同様な状況が、自然につくられるため、アミノ酸の多いおいしいお茶が出来る。(おいしい理由は、お茶の科学を参考に)

このお茶は、発酵度を低く抑えて作られ、甘味が強い高山気と呼ばれる新鮮な甘い香りが特徴。
ただ、高度が1,000m以上あればいいというわけでもない。                               適した環境であっても、収穫時期の気候や日照時間などによりお茶の品質が大きく左右される。    十分な日光萎凋(天日干し工程)が出来ないこともあり、高山茶が全て良質のお茶とはいえない。

一番高級とされるのは梨山地区の高山茶だが、違う地方のお茶も梨山茶として販売されていたり、
1,000m以下のお茶も高山茶として販売されている。
梨山地区は、自然破壊も問題となっており、何年かで姿を消すともいわれてきた。

台湾高山茶の人気により、このような産地偽装ばかりでなく、ベトナムや大陸の荒茶を加工した偽物も出回っているので注意が必要。特に、みやげ店では、試飲させるお茶と販売するお茶が違うこともあるので注意が必要。

<主な高山茶の産地>

 ・台中縣和平郷梨山村大禹嶺
 ・台中縣和平郷梨山村福壽山
 ・南投縣仁愛郷南豊村霧社
 ・南投縣仁愛郷廬山
 ・南投縣仁愛郷南豊村霧社,翠峰山
 ・南投縣竹山鎮龍鳳峡茶区杉林渓
 ・南投縣信義郷
 ・嘉義縣梅山郷太和村樟樹湖
 ・嘉義縣阿里山郷

 (価格順ではなく大まかな海抜順)・・・梨山地区のものが最も高値。

中国茶といっても何から選んで良いか迷われることだろう。
まずは、わかりやすい基本の選び方を覚えましょう。

中国茶というと烏龍茶が頭に浮かぶが、実は中国人のほとんどは緑茶を飲んでいる。              しかし、中国緑茶は日本の緑茶とは製造コンセプトが全く違う。                       日本の緑茶になじんだ日本人にはすぐには理解できないかも知れない。まずは代表的な烏龍茶をお勧めします。ただ、缶入りの烏龍茶とは全く違います。

<グレードだけで選ぶな>
烏龍茶といっても発酵の度合いや茶樹の違いなど様々。同じ品種、同じ産地だとしてもいっても、グレード、生産時期、その収穫期の気候など、非常に複雑。産地偽装茶も非常に多い。
単に、受賞茶や高級品だからといっても、おいしいとは言えない。
というのも、みやげ物店のお茶のグレードなどはあてにならない。また、保管管理が悪いお茶も、売れない寿司屋のネタと同じ。                                                  絶対グレードだけでは選んではいけない。まずは、ショップで販売されている最も安いものや試飲セットで試飲してみるのも一つの手段。しかし、その場で袋詰させないと、試飲したものと買った商品が同じかどうかさえわからない。

<手摘みと機械摘み>                                                良質のお茶は茶殻を見ればわかります。茶殻を広げてみると、1つの幼枝に1~3枚の小さい茶葉が良質茶の証。
安物茶は良質な茶葉を取った後の茶葉を利用したり、機械摘みによるものです。

烏龍茶といっても、緑茶のようなものから紅茶のようなものまで幅広い。
いくら言葉でおいしさを表現しても伝えられるのでははない。まずは試飲して頂くことが重要です。
 

 1.清香系烏龍茶-台湾高山茶,文山烏龍茶,清香安渓鉄観音など
   発酵度が低く、青葉のような緑茶に近い烏龍茶

  2.中度発酵球状烏龍茶-安渓鉄観音,黄金桂,色種など
   
茶葉の縁が三紅で中心七緑が基本とされ、深いコクと様々な花香が味わえます。          

 3.焙煎が強い条型烏龍茶-武夷岩茶,鳳凰単叢,閩北水仙茶など
   条型とは長い茶葉のまま煤乾されたほうじ茶様の余韻のある
深いコクと重みのある香り。

 4.紅茶に近い烏龍茶-東方美人,水仙茶など
   煤乾はそれほど強くないが十分発酵されているため独特の深い
いコクと重みのある

まずお薦めは、基本の安渓烏龍茶と黄金桂、武夷岩茶。それに仕上げが違う、有機凍頂烏龍、金萱茶、四季春などの台湾茶。人気の鳳凰単叢、毛蟹など。

中国茶の分類は、製造方法による6大分類と茶樹以外の葉や樹皮、花などの茶外茶で分類される。

 1.緑茶  :「不発酵茶」・・・「日光萎凋(天日干し)」を行なわれ発酵させないお茶
 2.白茶  :「弱発酵茶」・・・日光萎凋天日乾燥、風乾、烘焙などで乾燥しただけのお茶。
 3.黄茶  :「弱後発酵茶」・乾燥途中に「悶黄(menhuang)」という高温多湿で菌発酵させる。
 4.青茶  :「半発酵茶」・・・(烏龍茶)武夷岩茶の条形タイプと安渓の球形タイプがある。
 5.紅茶  :「完全発酵茶」・・完全に発酵させたお茶
 6.黒茶  :「後発酵茶」・(普洱茶)「渥堆(wodui)」という高温多湿で長期間保管して作られる。
 7.茶外茶;「再加工茶」
・・・ジャスミン茶,工芸茶。茶以外の素材などを利用して加工したもの。

<十大銘茶>
                                                             ①龍井茶、   ②碧螺春、   ③黄山毛峰、④君山銀針、⑤祁門紅茶、                                                         ⑥六安瓜片、⑦信陽毛尖、⑧都匀毛尖,⑨武夷岩茶、⑩安渓鐡観音

白茶や黄茶は一般にはほとんど知られていないが、中国では、「冷のお茶」として、体の熱を取る効果が優れているとして、 福建省や香港で偽物が氾濫するほど人気のお茶です。

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