台湾烏龍茶は、茶樹の種類や発酵度の程度によって色々な種類が作られている。
<凍頂烏龍茶> 中度発酵の代表は、本来の安渓の鉄観音の技術で作られた「凍頂烏龍茶」であるが、現在は、高山茶の影響で清香系になってきている。
<木柵鉄観音> そういう中で、しっかりした発酵を守り製造されているのが「木柵鉄観音」。中度の発酵で丁寧な火入れが行われて「鉄観音種」のどっしりとコクのある烏龍茶。
しかし、この茶の生産量は非常に少なく偽物も多い。そのため、正式に作られたものを「正宗木柵烏龍茶」として区別して販売されることもある。
<東洋美人・白毫烏龍茶> まったく茶畑の手入れをせず、無農薬・無肥料の草ぼうぼうの畑で栽培され、米の害虫のウンカの一種「チャノミドリヒメヨコバイ」にわざと新芽を噛ませ、新芽がこの虫の分泌物質により変色し、丸まった形になって成長が止まり甘味が濃縮されることを利用して作られるお茶がある。 烏龍茶としては最大限に発酵(約50~70%)させられる。
この茶は古くから欧米に輸出され、紅茶に近いことから英国貴族に好まれた。 製茶葉は、白・緑・黄・紅・褐色など色とりどりの美しさがあり、フルーティーな芳香と蜂蜜のような甘みある味わいから、東洋美人(オリエンタルビューティー)や台湾を意味するフォルモサの名を冠して"フォルモサウーロン"とも呼ばれる。別名、「白毫烏龍茶」や「香檳烏龍茶」などとも呼ばれる。
