■「高山茶」
海抜1,000m以上で作られるお茶をいう。
お茶に適した地域の高山地区は、朝夕の気温差が大きく、霧が多く湿度が高いなどの環境が整っており良質のお茶ができる。
つまり、霧がかかったり、日照時間が短いため、日本茶の玉露やかぶせ茶(生育の途中で覆いで日光を遮って旨味を強くしたお茶)と同様な状況が、自然につくられることから、アミノ酸の多いおいしいお茶が出来る。
このお茶は、発酵度を低く抑えて作られ、甘味が強い”高山気”と呼ばれる新鮮な甘い香りが特徴。
ただ、高度が1,000m以上あればいいというわけでもない。適した環境であっても、収穫時期の気候や日照時間などにより、お茶の品質が大きく左右される。十分な日光萎凋(天日干し工程)が出来ないこともあり、高山茶が全て良質のお茶ともいえない。
一番高級とされるのは梨山地区の高山茶だが、違う地方のお茶も梨山茶として販売されたり、1,000m以下のお茶も高山茶として販売されている。
梨山地区は、自然破壊も問題となっており、何年かで姿を消すともいわれてきた。
台湾高山茶の人気により、このような産地偽装ばかりでなく、ベトナムや大陸の荒茶を加工した偽物も出回っているので注意が必要。
<主な高山茶の産地>
・台中縣和平郷梨山村大禹嶺
・台中縣和平郷梨山村福壽山
・南投縣仁愛郷南豊村霧社
・南投縣仁愛郷廬山
・南投縣仁愛郷南豊村霧社,翠峰山
・南投縣竹山鎮龍鳳峡茶区杉林渓
・南投縣信義郷
・嘉義縣梅山郷太和村樟樹湖
・嘉義縣阿里山郷
※(価格順ではなく大まかな海抜順)・・・・・梨山地区のものが最も高値。
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