中国茶礼は、各地方に民族の飲茶習わしの作法がある。
■ 「文人茶礼」 多くの文人を輩出している江南の「江南竹」という文人音楽を流しながら、長い線香を立てて茶演技を行う。 "自然に根ざし、茶をもって雅を志し、徳を積む”という、文人精神を再現するもので、茶器は蓋碗(広口の茶碗)を使用する。
■ 「擂茶茶礼」 軽快な民族色の音楽をバックに、素朴な農民の娘が、すり鉢で茶を砕きながらお湯を注ぎながら演じて、のどかな田園の風景を演出する。
■ 「酥油茶礼」 チベットのバター茶作法。
■ 「禅茶」 お坊さんの茶道。古くから"茶禅一味"といわれる禅宗の教え。
■ 「西湖龍井茶茶礼」 西湖龍井の茶道。透明なグラスに茶葉を入れ、そのままお湯を注ぎ入れ、茶葉が静かに沈む様子を見ながら、江南音楽「春江花月夜」をバックにお客をもてなす。 お茶をもってお客を篤くもてなすという中華民族の伝統を受け継ぐもの。 (以上は、杭州中国茶叶博物館HPより抜粋)
■ 最も有名な中国茶茶道は、小さな茶杯を使った茶礼で、「工夫茶」(または功夫茶)と呼ばれる。
広東省の潮州式茶礼は、20ccぐらいしか入らないような小さな茶杯に、蓋碗(広口の茶碗)で淹れる作法。
この潮州式茶礼が、台湾で日本茶道の精神的な部分を取り入れ、「茶道」のように様式化され、それが香港や韓国へと広がり、今のような工夫茶(中国茶藝)になっていった。
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